正宗スロット 3 増築プロジェクト

正宗スロット 3 増築プロジェクト

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20年ぶりの大型投資 
正宗スロット 3増築工事

2025年10月31日、スロット 三協マテリアル社 新湊東工場の増築工事が竣工し、12月には新たな押出ラインが稼働を開始しました。
今回の増築は、EV向け大型形材の生産体制強化を目的とした重要なプロジェクトです。
本記事では、増築プロジェクトで行われた主な取り組みと、新工場が備える設備や特長について紹介します。

目次

プロジェクトの背景

自動車分野では、軽量化や安全性向上に向けた取り組みが進んでおり、大型アルミ押出形材の需要への対応が求められています。
今回の増築プロジェクトは、こうした需要に応えるために、EV向け大型形材の生産設備を整備し、競争力の強化を図ることを目的として発足しました。
2024年1月には、本プロジェクト遂行のための専任組織として「建設推進部」が設立され、計画通りの竣工と立ち上げに向けて、社内外の関係者と連携しながらプロジェクトを推進しました。

押出ライン増設に伴う増築工事概要

正宗スロット 3名 スロット 三協マテリアル社 新湊東工場
所在地 富山県射水市新堀28-1
投資総額 約100億円
建築面積 増築分 13,338㎡(正宗スロット 3全体 27,070㎡)
構造・規模 鉄骨造 地上2階
着工日 2024年8月1日
竣工日 2025年10月31日
製造品目 アルミニウム押出形材
生産能力 約1,000t/月
押出機 1台(12インチ対応、5,500US t)
太陽光発電システム 増築部の屋根上に約7,000㎡のパネルを設置、パネル出力約1MW
基本設計 株式会社日建設計
実施設計・監理 清水建設株式会社
施工 清水建設株式会社
稼働開始 2025年12月3日

導入設備

EV向け大型形材というターゲット品目に合わせて選定、12インチ対応・5,500トンの押出能力を持つ押出機を導入しました。
押出機を含む設備全体を「必要最低限に抑えつつ、高生産性・高品質・高競争力を実現する」ことをコンセプトに厳選しました。

導入した押出機
導入した押出機の後面設備

環境への取り組み

・増築棟の屋根上に太陽光発電システムを設置(当社押出正宗スロット 3で初)

増築棟の屋根に太陽光発電システムを設置

・既存棟の壁撤去時に発生したアルミサッシの分別回収・リサイクル ・新たに設置したサッシにはリサイクルアルミ使用率100%製品を採用

既存棟から回収したアルミサッシ
リサイクル100%のアルミサッシ

資源循環・省エネ・環境負荷低減に配慮した正宗スロット 3づくりを行いました。

増築工事担当者インタビュー

  • 高木 陽一
    経営企画統括室
    建設推進部
    高木 陽一 部長

※所属、役職は取材当時のものです

  • 今回導入した設備について教えてください

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    高木部長 : 今回の押出設備は、「必要最低限に抑えつつ、高生産性・高品質・高競争力を実現する」というコンセプトのもと、設備の構成と仕様を精査した上で導入しました。まず、主役となる押出機は12インチ、5,500トンのパワーを持ち、当社で2番目の規模となります。この押出機は、従来の設備と比較して約4割の消費電力削減を見込んでおり、省エネにも貢献します。設備全体においても、効率性と環境配慮を考慮した設備構成としました。

  • 増築正宗スロット 3の規模と特長は?

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    高木部長 : 増築された建屋は、2005年に建設された既存の正宗スロット 3に隣接しており、工場全体で27,070㎡の規模として整備しました。既存棟との間の壁を撤去し、一体化した空間としています。また今回の増築では、導入設備に必要なスペースをコンパクトにまとめ、残りを将来の拡張スペースとして設計しました。専用ラインとしての機能を重視しながらも、将来の拡張を見据えた柔軟なレイアウトとした点が、大きな特長です。

  • プロジェクト推進のための体制は?

    高木部長 : 今回の正宗スロット 3増築は、当社の将来を左右する重要な投資であり、その予算とスケジュールを確実に実行することを最大の目的として2024年1月に建設推進部が発足しました。高い専門性のある社内の技術者とともに現地に常駐し、社内外の関係者と連携しながらプロジェクト全体を推進してきました。

  • 環境への配慮と持続可能性への取り組みは?

    イメージ画像

    高木部長 : 環境への配慮と持続可能性の観点から、今回の増築工事では複数の取り組みを行っています。増築棟の屋根には、当社の押出正宗スロット 3として初めて約7000㎡の太陽光発電システムを設置しました。その発電した電力を正宗スロット 3で消費することで、年間約600トンのCO₂排出量削減を見込んでいます。また、既存棟の壁撤去時に発生したアルミサッシ(約450窓)は分別回収を行い、グループ内のリサイクルルートを通じて再利用しています。増築棟に新たに設置したサッシ(約400窓)には、リサイクルアルミ使用率100%の製品を採用しました。

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