キッチンの整理術 – WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア /media WOODONEマガジンは“地球と人に価値ある木の空間を“をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。 Wed, 09 Apr 2025 23:15:50 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.1 食品ストックを賢く収納!使いやすさ抜群のパントリー収納術 /media/cat05/4825/ Wed, 09 Apr 2025 02:00:05 +0000 /media/?p=4825

調理器具、調味料、野菜、ゴミ箱などが収納されたパントリー

食品や飲料のストック、お菓子、調味料、保存食など、キッチンのあらゆるアイテムを収納できるパントリーは、整理整頓の仕方次第でその使い勝手が大きく変わります。しかし、いざ整理しようと思っても、「何から手をつければ良いのかわからない」「収納グッズをどう選べばいいのかわからない」「詰め込んでいるうちに、結局ごちゃついてしまう」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、パントリーの整理方法、おすすめの収納グッズ、収納のコツまで、詳しく解説します。

パントリーとは?

そもそもパントリーとはどのようなものでしょうか?

パントリーとは、キッチンで使用する食品、調味料、日用品などをまとめて収納するための収納スペースのことです。

パントリーを設けるメリットとしては、収納力の向上、食料の管理が容易になることが挙げられます。一方、デメリットとしては、スペースの確保と整理整頓する手間がかかることが挙げられます。

パントリーの種類

パントリーは主に以下の3つのタイプに分類されます。

ウォークインタイプ

中に入って歩くことができるほどの広さのパントリー。1~2畳ほどの広さがあり多くのものを収納できる反面、キッチンからパントリーまでの距離は遠くなる場合があります。

ウォークインタイプのパントリー

ウォークスルータイプ

2箇所の出入り口があり、キッチンから他の場所に通り抜けできるタイプです。通気性が良く、家事動線を効率化できる反面、通路部分には収納スペースとして活用できません。

ウォークスルータイプのパントリー

壁面収納タイプ

キッチンの壁に収納スペースを設けるタイプです。作業中でも即座に必要なものを取り出せます。ただし、収納力は他のタイプに比べると劣ります。

壁面収納タイプのパントリー

詳しくは、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

家事をラクにするパントリーとは?メリット・デメリット、設置するポイントを解説!

パントリーの見直しからはじめよう

既にパントリーを利用されている場合は、ご自宅のパントリーに収納されているものを見直すことから始めましょう。

1.全体を把握する

パントリーを整理する女性

まずは、パントリーの中身をすべて出し、以下のものがないかをチェックしましょう。

・賞味期限切れの食品

・開封済みの食品

・重複している食品

賞味期限切れ等で不要な食品は処分します。開封、重複している食品は早めに使い切れるように、目につく位置に収納しましょう。

2.仕分けする

次に、食品やアイテムをカテゴリー別に分けましょう。

種類別に分けるだけでなく、お菓子作り、来客時必要なものなど、同じタイミングで使用するものはまとめておくことで、さらに時短に繋がります。

食品 ・乾物、粉類、乾麺

・缶詰、瓶詰

・レトルト食品

・調味料

・嗜好品(お菓子、茶葉、コーヒー豆)

・インスタント食品

・米

・常温保存の野菜、果物

・保存食、非常食

飲料 ・ペットボトル飲料

・缶飲料

・お酒

調理器具、食器 ・使用頻度の低い調理器具(ホットプレート、たこ焼き器)

・保存容器

・弁当箱、水筒

・カトラリー

・使い捨て食器

その他 ・キッチンペーパー、ラップ、アルミホイルなどの消耗品

・洗剤、スポンジ

・レシピ本

 

おすすめの収納グッズ

手持ちのアイテムが把握できたら、収納グッズを用いてパントリー内に収納していくとスムーズです。

パントリーに取り入れたい収納グッズをご紹介します。

収納ケース

収納ケースは、細かいものをまとめて収納するのに便利です。お菓子や調味料などを種類別に収納するのに適しています。透明あるいはメッシュタイプの収納ケースを選べば、中身が見えて分かりやすいでしょう。色味を揃えることで、よりすっきりとした印象になります。

棚板に並べられた収納ケース

かご

かごは、通気性が良く、野菜や果物などの収納に適しています。じゃがいもや玉ねぎなどの根菜類やパンやお菓子などをまとめて収納できます。持ち手付きのものを選ぶと、持ち運びが楽になります。

かごに入ったじゃがいも

ファイルボックス

ファイルボックスは、レトルト食品やパスタ、乾物などを立てて収納するのに便利です。また、保存容器や水筒の収納にも適しています。取っ手付きのファイルボックスを使えば、高い場所の出し入れも楽に行えます。

収納スペースの奥行きが広い場合には、手前と奥側でボックスを分けて収納することにより奥側のものが取り出しやすくなります。

ブックエンド

ブックエンドはレトルト食品や粉類などの倒れ防止に役立ちます。ブックエンドで仕切ることによって常に取り出しやすい状態を維持でき、美しい見た目もキープできます。収納ボックス内の仕切りとしても活用できます。

収納グッズ選びのポイント

収納する場所と物を把握する

収納グッズを選ぶ前に、まずは、収納したい場所の奥行き、幅、高さを正確に測りましょう。特に、奥行きは意外と見落としがちなので注意が必要です。

次に、どのような物を、どのくらいの量収納したいのかを把握し、必要な収納グッズのサイズや数を決めましょう。

使用頻度の高い物は、取り出しやすい場所に収納できるようにグッズを選びましょう。

素材を使い分ける

収納グッズには様々な素材のものがありますが、設置場所や用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

主な素材とそれぞれの特徴をご紹介します。

・プラスチック 

軽くて丈夫、水洗いできるので衛生的

・不織布

通気性が良く、軽いので持ち運びしやすい

・木

ナチュラルな風合いで、インテリアに馴染みやすい

・ステンレス

丈夫で錆びにくく、高級感がある

機能性を確認する

機能性のある収納グッズも数多くあります。必要に応じて取り入れると良いでしょう。

・持ち手付き

高い場所の出し入れに便利

・蓋付き

中身が見えず整った印象で、埃がつきにくい

・キャスター付き

重いものの移動に便利

・スタッキング可能

重ねて収納できるので、スペースを有効活用できる

パントリー収納のコツ

収納グッズを使うこと以外にも、パントリー収納には以下のようなコツがあります。ぜひ参考にしてみてください。

3つのゾーンに分けて収納する

収納スペースは、上段、中段、下段の3つのゾーンに分けて考えて収納すると格段に使いやすくなります。

上段 使用頻度が低いもの、軽いもの

インスタント食品、レトルト食品、消耗品、使い捨て食器など

中段 使用頻度の高いもの

パスタやうどんなどの乾麺、粉類、缶詰、お菓子、常温保存の野菜や果物など

下段 重いもの、かさばるもの

調味料のストック、水、お酒、米など

 

特に意識したいのは中段です。中段(目線から腰の間の高さ)は「ゴールデンゾーン」と呼ばれます。立った状態で、ものを出し入れしやすい高さの範囲のことで、よく使うものを収納することで無駄な動きが省けて時短に繋がります。

ラベリングする

収納用品にラベリングをすることで、どこに何が入っているかを一目で分かるようになります。

賞味期限も一緒に記入しておくと、在庫管理がしやすくなります。

可動棚を設置する

パントリーの棚は可動棚にするのがおすすめです。可動棚は収納するものの高さに合わせて棚板を調節できて便利です。

背の高いボトルや大型の保存容器を収納する場合は棚板の間隔を広く、背の低い食品ストックや調味料を収納する場合は棚板の間隔を狭くすることで、空間を無駄なく活用できます。

収納するものが変わったときにも、柔軟に対応できます。

まとめ

ウッドワンの収納システム エラボ パントリープラン

パントリー収納は、ちょっとした工夫で格段に使いやすくなります。今回紹介した収納グッズ、収納のコツを参考に、ぜひパントリーを整理してみてください。

また、これからパントリーづくりを検討される方にお勧めなのはウッドワンのシステム収納「e・ra・bo」です。幅広い間口、奥行き、高さ、設置条件に対応できる上、設置後も仕切り、棚の位置を変更、追加できます。ワイヤーバスケット、引き出しといったオプションパーツも豊富です。

もっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

□e・ra・boをみる

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対面キッチンは収納が少ない? 収納アイデアやメリットも /media/cat02/1953/ Fri, 04 Aug 2023 02:00:44 +0000 /media/?p=1953

皿洗いをする女性

対面キッチンは収納が少ない?

対面キッチンはリビングやダイニングとの一体感やおしゃれなデザインが人気ですが、収納面で不安を感じる方も少なくありません。特に壁がないため、一般的なキッチンに比べて吊り戸棚などの収納スペースが少なくなることがあり、調理器具や食器、食品のストックの収納に悩むことが多いです。

そんなときは、アイランドカウンターや背面収納、パントリーをうまく活用して必要な収納スペースを確保しましょう。限られたスペースを効率よく使えるよう工夫すれば、対面キッチンでも収納が少なすぎると不満を覚えずに済みます。

対面キッチンの収納アイデア

グラス収納

ここでは具体的な対面キッチンの収納アイデアを4つ紹介します。

  • ・カウンター下を利用する
  • ・壁側の背面収納をフル活用する
  • ・カウンターの上に吊り棚を設ける
  • ・パントリーを使う

使えそうなアイデアがあったらぜひ取り入れてみましょう。

カウンター下を利用する

対面キッチンのカウンター下は、意外と見逃されがちな収納スペースです。例えば、引き出し式のキャビネットを設置すれば、フライパン・鍋・まな板など、頻繁に使う大きな調理器具をすっきり収納できます。さらに、スライド式の収納を追加することで、奥にしまったものも簡単に取り出せるようになり、収納力がぐんと高まります。

オープンシェルフを活用するなら、色やデザインを揃えたバスケットに食器や調味料を入れると、見た目もおしゃれです。白いカゴや木製のボックスを使って、ナチュラルで統一感のあるインテリアに仕上げるなど、工夫をしてみましょう。

壁側の背面収納をフル活用する

対面キッチンでは、壁側にある背面収納をフル活用できるかがポイントになってきます。例えば、可動式の棚を設けて保存食・缶詰・調味料など、さまざまな高さの食品を収納したり。深めのキャビネットを設置して、トースターやミキサーといった調理家電をすっきり収納するのも効果的です。食器類を種類ごとに整理したり、大量の食品ストックを一か所にまとめたりすることで、キッチン全体の見た目もすっきりします。

ウッドワンのキッチン背面収納

カウンターの上に吊り棚を設ける

対面キッチンのカウンター上部に吊り棚を設ければ、さらに収納スペースを確保できます。例えば、よく使うお皿やマグカップを吊り棚に置いておけば、食事の準備がもっとスムーズになるでしょう。料理中にすぐ手に取れるので、無駄な動きを減らせます。調味料ラックを取り付けて、おしゃれなガラス瓶にスパイスを入れて並べておけば、使い勝手もデザインもバッチリです。

吊り棚

カフェ風のインテリアを目指すなら、木製の吊り棚に観葉植物を添えると、ナチュラルで落ち着いた雰囲気になります。ソーセージやバジルなどのハーブを吊り棚に飾りながら育てるのも実用的でおしゃれです。

パントリーを使う

パントリーを使うことで、キッチン全体をもっと整理しやすくなります。買い置きした調味料やパスタ、缶詰などを収納する専用のスペースとして、パントリーが大活躍。大きな米袋や調理器具、ホットプレートなど普段はあまり使わないアイテムも、パントリーにしまっておけばキッチンが常に片付いた状態を保てます。

最近では、引き出しタイプの収納ボックスやワゴンを取り入れて、パントリーの中を細かく区分する方も増えています。ラベルを貼って「お菓子」「パスタ」「缶詰」などとカテゴリー分けすれば、一目で必要なものが取り出せるようになり、家事が効率的に進むはずです。

パントリーについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

家事をラクにするパントリーとは?メリット・デメリット、設置するポイントを解説!

対面キッチンのメリット

家族のコミュニケーション

対面キッチンにしようか迷っている方に向けて、メリットを3つお伝えします。

  • ・家族やゲストとのコミュニケーションが取りやすい
  • ・部屋全体が広く見える開放感
  • ・親が子どもの様子を見守りやすい

イメージが湧きやすいように1つずつ解説します。

家族やゲストとのコミュニケーションが取りやすい

対面キッチンの一番の魅力は、料理をしながらリビングやダイニングにいる家族や友人とのコミュニケーションが取りやすいことです。

例えば、子どもたちがリビングで宿題をしている間、キッチンで夕食の準備をしながら「今日は学校で何があったの?」と会話が自然に弾みます。友人を招いてホームパーティーを開いたときでも、キッチンで料理を準備しつつゲストと話せます。家族の一体感が生まれるだけでなく、ゲストをもてなす時間もめいっぱい楽しめるのが、対面キッチンの素敵なところです。

部屋全体が広く見える開放感

対面キッチンはリビングやダイニングと壁で仕切られていないので、自然と空間が広く感じられます。少し狭いリビングでもキッチンとつながって見えることで圧迫感がなくなり、のびやかな開放感を味わえます。リビング全体を見渡せるので空間が一体となり、家族みんなで過ごしている感覚が強くなります。リビングとキッチンが一体化した空間は、まるでカフェのようにリラックスできる雰囲気を作り出せるので、特別な空間に感じられるかもしれません。

親が子どもの様子を見守りやすい

対面キッチンは、小さなお子さんがいる家庭にとって特に安心できる設計です。例えば、親が料理をしている間でも、リビングやダイニングで遊んでいる子どもの様子をしっかり見守ることができるため、万が一の事故を防げます。目の届く範囲に子どもがいれば、突然のケガや危険な行動にもすぐに対応でき、親も安心して料理に集中できるでしょう。

また、キッチンとダイニングが一体化していることで自然と家族がキッチン周りに集まりやすくなり、家族との交流が増えるのも大きなメリットです。子どもとの距離が縮まり家庭内のコミュニケーションが活発になる点も、対面キッチンならではでしょう。

対面キッチンの収納を使いやすくするコツ

最後に、キッチンをすっきり保ちながら作業効率を高める収納のコツを3つご紹介します。

  • ・よく使うものは手が届く範囲に
  • ・小分けボックスですっきりと
  • ・見せる収納でおしゃれ度アップ

ちょっとした工夫で、毎日の料理がもっと楽しくなるはずです。

よく使うものは手が届く範囲に

調理中に頻繁に使う鍋やフライパン、調味料は、手が届く範囲に置いておくと便利です。例えば、コンロ周りやシンクの近くに収納スペースを確保すれば効率よく作業が進み、無駄な動きが減ります。よく使うものをすぐに取り出せる環境が整えば、料理の時間がもっと快適になります。

小分けボックスですっきりと

キッチンの引き出しや棚は、小分けボックスを使うことで整理しやすくなります。調味料や小さな道具をボックスに入れておけば、物が散らばることなく、必要なものが一目で見つかるように。特に、透明なボックスを使えば中身が見やすくなって探す手間も省けます。

見せる収納でおしゃれ度アップ

対面キッチンをおしゃれにするためには、見せる収納を取り入れてみるのも1つの方法です。オープンシェルフやガラス扉のキャビネットを使って、きれいな食器やお気に入りの調理器具を飾るように収納すれば、キッチンが明るくおしゃれな空間になります。実用的でありながら、インテリアとしても楽しめるのがポイントです。

ウッドワンのキッチンオープン収納

まとめ

今回は対面キッチンの収納について詳しくお話ししました。収納が足りないと思われがちな対面キッチンですが、工夫次第でおしゃれで快適な空間になります。おしゃれな対面キッチンを作りたい方には「フレームキッチン」がおすすめです。

ウッドワンのフレームキッチン

フレームキッチンは、ウッドワンが提案しているキッチンスタイルで、無垢材と黒い鉄のフレームを組み合わせたデザインが特徴です。

ふつうのシステムキッチンとはちょっと違って、扉がないオープンな収納スタイルが取り入れられているので使い勝手も良く、自分好みにカスタマイズしやすいのも嬉しいポイントです。おしゃれで実用的なキッチンをお探しの方はチェックしてみてください。

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