家づくりを検討中の方 – WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア /media WOODONEマガジンは“地球と人に価値ある木の空間を“をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。 Wed, 30 Apr 2025 08:18:24 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.1 和室リビングのメリット・デメリット|おしゃれにするアイデアも /media/cat02/4808/ Fri, 16 May 2025 02:00:10 +0000 /media/?p=4808

窓から採光がとれる部屋の一角に施工された畳

和室リビングは、家族みんながくつろげる空間になります。家具も少なくて済むため、スッキリと心地よいリビングを求めている方におすすめです。

しかし、和室というと古い家屋にある古風な畳をイメージする方も多いでしょう。本記事では、和室リビングのメリット・デメリットからおしゃれなリビングにするポイントまで解説します。ぜひ参考にしてみてください。

和室リビングのメリット

 

和室に設置されたこたつに入ってスマートフォンを見るカップル

和室リビングにするメリットは次の3つです。

  • ・必要な家具が少ない
  • ・床が冷たくない
  • ・畳やこたつでくつろげる
  • 必要な家具が少ない

    和室リビングはソファや椅子を使わず座布団やクッションだけで十分なため、洋室のリビングと比べて必要な家具が少ないのが特徴です。家具が少ない分、掃除や片付けも楽なのが嬉しいポイント

    最小限の家具に囲まれていると、不思議なことに頭も心もスッキリしやすくなります。シンプルを心がけて生活したい方にぴったりです。

    床が冷たくない

    洋室の場合は冬のフローリングが冷たく感じることがありますが、畳のある和室リビングではその心配がありません。畳は保温性が高く、足元が冷えにくいため、寒い季節でも快適に過ごせます

    足元が冷えにくいので身体も冷えにくく、小さな子どもや年配の方がいる家庭でも安心です。畳の温もりを感じられるリビングにしたいなら、和室リビングにしてみましょう。

    畳やこたつでくつろげる

    和室リビングの最大の魅力は、なんといっても畳やこたつを置いてリラックスできる点です。畳に寝転びながらのんびりとくつろげるのは、フローリングにはない和室ならではの醍醐味でしょう。

    特に、冬のこたつには抗いがたい魅力があります。こたつに入って心がほぐれると、日々のストレスでささくれだった気持ちも忘れてしまうはず。家族や友人が自然と集まる温かいリビングにしたい方は、和室リビングを設けることをおすすめします。

  • 和室リビングのデメリット

  • たたみにできたへこみ
  • 快適なイメージが強い和室リビングですが、畳を敷くことで以下のようなデメリットも発生します。
  • ・畳の手入れが大変
  • ・カビやダニが発生しやすい
  • ・家具のへこみ跡がつきやすい
  • 畳の手入れが大変

    畳は定期的な手入れが必要で、湿気を吸いやすいため対策が欠かせません。特に梅雨の時期はカビが発生する可能性が高いため、除湿器や換気を使って湿度を調整することが大切です。

    また、日光による色あせを防ぐために、こまめにカーテンを閉めるなどの工夫も必要です。適切な手入れや湿気対策を習慣化すれば、畳を長持ちさせられます

    カビやダニが発生しやすい

    畳は自然素材で作られているため、カビやダニが発生しやすいのも気になるポイントです。特に、畳の隙間に溜まったほこりやゴミがダニの餌になりやすいので要注意。子どもが寝転んでも安心できるリビングを保つには、定期的に掃除機をかけることが大切です

    除湿器やエアコンを使って湿度を抑えたり、消毒用アルコールや専用スプレーを使ったりすることで、カビやダニの発生を予防できます。

    家具のへこみ跡がつきやすい

    畳は柔らかい素材でできているため、重い家具を長期間置くとへこみ跡がつきやすくなります。一度深いへこみ跡がつくと、専門業者に直してもらったり畳を張り替えたりする必要が出てきます。

    へこみを防ぐためには家具の脚にフェルトやゴム製の保護シートを貼る、定期的に家具を移動させるなどの工夫が必要です。へこみ跡をつけたくない方は、いっそ座布団のみ置く和室にするのも一つの手です。

    和室リビングのレイアウト

  • 部屋の中央に畳が施工されたレイアウト
  • 和室リビングとひとくちにいっても、厳密には次の3つのパターンがあります。
  • ・リビング全体を和室にするパターン
  • ・リビングの一部を和室にするパターン
  • ・リビングに隣接するスペースを和室にするパターン
  • リビング全体を和室にするパターン

  • 最もイメージしやすいのは、リビング全体を和室にするパターンでしょう。リビング全体を和室にすることで、部屋に落ち着きと統一感が生まれます。畳が一面に敷かれた空間はリラックス効果が高く、くつろげる空間にしたい方にぴったりです。
  • ただし、畳のメンテナンスが必要で、湿気対策や防虫対策が欠かせません。また、デザイン次第では古風な印象を与えかねないため、おしゃれな和室リビングにしたいなら畳のデザインにこだわってリビングを作りましょう。
  • リビングの一部を和室にするパターン

    リビングの一部のみを和室にするパターンもあります。たとえば、床の段差をつける小上がりにすることで、視覚的にも空間のアクセントになります。小上がりの床下部分は収納スペースにするなどのアレンジも可能。

    洋室にちょっとだけ和の魅力を取り入れて楽しみたい方におすすめしたい方法です

    リビングに隣接するスペースを和室にするパターン

    リビングと和室を分けたいけれどつながりも持たせたい人は、リビングの隣の部屋を和室にするのが良いでしょう。リビングと和室の間にスライドドアを設置することで、必要に応じて空間を仕切れるようにするのがおすすめです。

    このパターンなら、スライドドアを開けた状態で使用することでリビングを広く見せられます。和室と洋室を区切りたいときはドアを閉めるだけでいいので、必要に応じて使い分けられるのが便利です

    おしゃれな和室リビングにするコツ

  • 庭を眺められる和室
  • 最後におしゃれな和室リビングにするコツを3つお伝えします。
  • ・個性的なデザインの畳を敷く
  • ・背の低い家具で部屋を広く見せる
  • ・北欧風家具を置いて少し洋風に
  • 個性的なデザインの畳を敷く

  • 最近ではカラーバリエーションや模様が豊富な畳や、半畳サイズのモダンな畳などが登場しています。たとえば、和室の雰囲気を崩さないグレーやブラウンの畳はシックで洗練された印象に、市松模様や直線的なデザインを選べば古風でありながら現代風の和モダンな空間になります。
  • 個性的なデザインの畳を敷くと一気におしゃれになるので、畳を取り入れたいけれど古風な印象にはしたくない、と考えている方はぜひ取り入れてみてください。
  • 背の低い家具で部屋を広く見せる

  • 和室リビングを広々と感じさせたい場合は、背の低い家具を選ぶことがポイントです。座椅子・脚の短いローテーブル・収納付きの小上がりなどは圧迫感がないので、部屋全体がスッキリした印象になります。
  • 背の低い家具は視線を下げる効果もあり、天井が高く見えるため部屋に開放感が生まれます。畳やこたつとも相性が良いので、デザイン的にも和室リビングに調和しやすいです。
  • 北欧風家具を置いて少し洋風に

  • 北欧風家具を取り入れると、和の雰囲気を崩さずに、少し洋風なテイストを加えられます。北欧家具はシンプルで自然素材を活かしたデザインが多く、畳や木目調の床にも馴染むのが特徴です
  • たとえば、白やナチュラルウッドのテーブルや椅子を組み合わせると、落ち着いた北欧風インテリアが完成。間接照明やファブリック小物でアクセントをつければ、さらに洗練されたリビングになります。
  • まとめ

ウッドワンのL字開口枠、小上がりに施工された和室

  • 今回は和室リビングのメリット・デメリットからおしゃれな和室リビングを作るコツまでご紹介しました。和室というと古い家にありそうなイメージを抱いている方も多いですが、工夫次第でスタイリッシュなリビングにすることも可能です。
  • 洋風なリビングに一部だけ和の要素を取り入れたいなら、小上がりの和室スペースを設けるのがおすすめです。ふだんは洋室のリビングで生活しつつ、リラックスしたいときだけ畳でくつろぐなど、目的によって使い分ければ和洋どちらの魅力も楽しめます。洋室に調和する和室リビングの具体例は以下のリンクにてご覧いただけます。気になる方はチェックしてみてください。
  • □施工事例 自分だけの時間を楽しむ小上がりの和室

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吹き抜けのある家のメリット・デメリット /media/cat02/4791/ Wed, 30 Apr 2025 02:00:38 +0000 /media/?p=4791

ステップフロアのリビングと吹き抜け

「吹き抜けのある家に一度は住んでみたい」という憧れを抱いている方も多いでしょう。しかし、実際に暮らしてみると、快適に過ごすために工夫が必要な場面も出てきます。本記事では、吹き抜けのある家を、さらに魅力的で居心地の良い空間にするためのアイデアやポイントをご紹介します。吹き抜けのある家に住んだことがある人のリアルな意見を知りたい方は、ぜひご覧ください。

吹き抜けがある家のメリット

吹き抜けのリビングに設置されたシーリングファン

まずは吹き抜けがある家の良いところを3つお伝えします。

  • ・開放感があっておしゃれ
  • ・自然光で家の中が明るくなる
  • ・風通しが良い
  • 開放感があっておしゃれ

  • 吹き抜けがある家は、なんといっても開放感が魅力です。天井が高く広々とした空間は、それだけで贅沢かつ洗練された印象になります。
  • また、照明やインテリアを工夫すれば、さらにおしゃれな雰囲気にできます。たとえば、長さのあるペンダントライトをつけたり大きな絵画を飾ったりすれば、より印象的で個性的な部屋に。家に友人を招いた際には好評なことも。
  • 自然光で家の中が明るくなる

  • 吹き抜けに大きな窓を設けると、家の中に自然光がたっぷり入って明るくなります。日中は照明をつけなくても十分な明るさが得られるため、気持ちよく朝を迎えられる上に電気代の節約にもなるのが大きなメリットです。
  • リビングやダイニングが明るいと料理も美味しそうに見えますし、メイクをする際にも自然光のおかげで仕上がりが良くなります。自然光を取り入れると体内リズムも整えやすくなるため、健康的な暮らしをしたい方におすすめです。
  • 風通しが良い

  • 吹き抜けの特徴のひとつに、家全体の風通しが良くなる点があります。上の階と連続した空間になっているため空気が循環しやすく、湿気や匂いがこもりにくいのです。
  • 吹き抜け部分の扉や窓を開けておくと、家全体に風が行き届きます。家の空気が循環することで換気ができるので、気持ちの良い空間を保ちやすくなります
  • 吹き抜けがある家のデメリット

  • 吹き抜けからの採光
  • 吹き抜けがあると、どうしても以下のような気になる点も出てきます。
  • ・空調が効きにくい
  • ・上の階の床面積が狭くなる
  • ・高い部分は掃除が行き届かない
  • 空調が効きにくい

  • 空間が広いため、空調が効きにくいデメリットがあります。エアコンをつけても、部屋全体が過ごしやすい温度になるまでに時間がかかります。冬は暖房が効くまでコートを着ていることも。日本の気候に合わない作りだと感じることがあります。
  • 効率よく室内温度を保つためには、床暖房を導入する、シーリングファンを設置して空気を循環させるなどの工夫が必要です
  • 上の階の床面積が狭くなる

    本来上の階になるはずだった場所を吹き抜けにするため、少しだけ床面積が減ります。部屋数や収納を増やしたい方には向かないかもしれません。

    ただし、住んでしまえば広々とした空間の魅力が上回り、床面積の狭さが気になることはめったにないというのが正直な感想です。床面積が多少減っても吹き抜けを作ってみたい方には、おすすめできます。

    高い部分は掃除が行き届かない

    吹き抜けの高い天井・窓・照明器具など、手の届かない位置にあるものはこまめに掃除をしにくいのがデメリットです。長い柄の掃除道具を使えば掃除できますが、汚れていることに気づきにくい位置にあるため、つい放置してしまいがちです。人によっては数年に一度しか掃除をしなくなるため、衛生面を気にする方はやめておきましょう。

    吹き抜けのある家ならではの空間の活かし方

  • 吹き抜けのLDK
  • 最後に、吹き抜けがある家だからこそできる空間作りのコツをお伝えします。
  • ・シーリングファンを設置する
  • ・床暖房を入れる
  • ・長さがある照明やインテリアを設置する
  • ・大きな窓を設置する
  • ・デザイン階段を設置する
  • シーリングファンを設置する

  • 吹き抜けのある家は天井が高く、冷房が効きにくい点がデメリットです。空調効率が悪いため、涼しさを実感できるまでに時間がかかります。
  • 対策として、天井にシーリングファンを設置する方法が挙げられます。シーリングファンで空気を循環させれば、冷房の効き目を高められます。夏場の吹き抜け空間が涼しくなるだけでなく、冬場に暖かい空気を下に送ることで暖房の効率も上げられます。
  • デザイン性の高いシーリングファンもたくさん販売されているので、おしゃれなファンを取り付けて、吹き抜けを過ごしやすい場所にしましょう。
  • 床暖房を入れる

  • 冷房と同じく、暖房も効きにくい家になります。冬の寒さ対策でおすすめなのが、床暖房です。床そのものを暖めることで部屋全体が冷えにくくなり、吹き抜けがあっても快適に過ごせます
  • 個人的には、冬に暖房を入れてシーリングファンで空調効率を上げる方法より、床暖房のほうが圧倒的に暖かく感じました。お子さんがいるご家庭なら、床に座り込んで遊ぶこともあるため、床暖房の導入をおすすめします。
  • 長さがある照明やインテリアを設置する

  • 吹き抜けならではの高い天井を活かすには、長さのある照明やインテリアを取り入れるのがおすすめです。
  • 特に、シャンデリアはある程度の高さ・広さがないと取り入れられないアイテムで、他の家ではなかなか味わえないインパクトを与えられます。シャンデリアというと、お城にありそうな豪華すぎる照明をイメージする方が多いですが、探してみるとシンプルなデザインのものもあります。
  • 高さのあるオブジェなども、広い空間がある家にしか置けないものなので、気に入ったアート作品があれば取り入れてみるのもいいでしょう。
  • 大きな窓を設置する

  • 吹き抜けの空間を最大限に活かしたいなら、大きな窓を設置するのが効果的です。自然光がたっぷりと差し込むため、家全体が明るくなり、昼間は照明が不要になることも。光熱費の削減も期待できるのが大きなメリットです
  • ただし、高い位置にある窓は掃除が難しいため、掃除道具やメンテナンス方法を考える必要があります。我が家の窓は、数年経つと誰も掃除しなくなりました。
  • デザイン階段を設置する

  • 吹き抜け空間をさらにおしゃれに見せたいなら、デザイン階段を取り入れてみてはいかがでしょうか。階段のデザインを部屋全体のインテリアに合わせてテイストを統一することで、洗練された雰囲気にできます。
  • 実用性とデザイン性を両立させられる階段の実例を見てみたい方は、以下のページを参考にしてみてください。
  • □施工事例 今と昔のつながりをつくる。
  • まとめ

  • ウッドワンのデザイン階段lightを施工したリビングダイニング
  • 今回は吹き抜けがある家のメリット・デメリットを詳細にお伝えしました。吹き抜けがあると家のおしゃれ度が格段に上がるため、知り合いを家に呼ぶことを想定しているなら、ぜひ取り入れてみてください。
  • さらにデザイン階段を設置すると、吹き抜けにした空間にアクセントが生まれてスタイリッシュな印象になります。ウッドワンのデザイン階段Lightなら、好みに合わせてパーツをカスタマイズできるため他の家具のテイストと合わせやすく、とことんこだわりたい方にもおすすめできます。実用性とデザイン性を兼ね備えた家づくりを目指している方は、以下のページをご覧ください。
  • □ウッドワンのデザイン階段lightをみる
  • □ウッドワンのフラットスチールバー手すりをみる

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趣味部屋の作り方とおしゃれなアイデア集 /media/cat02/4721/ Fri, 11 Apr 2025 02:00:11 +0000 /media/?p=4721

ウッドワンの無垢の木の収納、デスクプラン

憧れの趣味部屋を作ってみたいけど、何から始めたらいいか分からない…そんなふうに悩んでいませんか? 趣味に囲まれた自分だけの空間は最高の癒しであり、日々の活力をチャージできる特別な場所になります。この記事では、趣味部屋の魅力から作り方まで、余すことなくご紹介します。あなたにぴったりの趣味部屋の作り方がきっと見つかるはずです。

趣味部屋の魅力とは

お茶を飲みながら本を読む男性

まずは趣味部屋の魅力をお伝えします。ここでは3つ挙げてみました。

  • ・自分だけの空間が作れる
  • ・趣味の時間に集中できる
  • ・日常生活との切り替えができる
  • 自分だけの空間が作れる

  • 趣味部屋を持つ最大のメリットは、自分だけの聖域を手に入れられることです。家族の生活音や視線を気にせず趣味に没頭できます。誰にも邪魔されないプライベート空間は、日々のストレスから解放され、心からリラックスできる貴重な場所となるでしょう。
  • 嬉しいことに、インテリアもレイアウトも自分の好みに合わせて作れます。好きな色・テーマで統一したりこだわりの家具を配置したり。思い描いている自分だけの理想の部屋を実現させましょう。
  • 趣味の時間に集中できる

  • 周囲の音や生活感あふれるものが散らばった部屋が見えない空間があれば、作業に没頭しやすくなります。趣味に集中することで日常の雑念を忘れ、リフレッシュできるでしょう。
  • 必要な道具や材料をすぐに手に取れるよう整理整頓されたレイアウトにすることで、作業効率もさらにアップ。外部の音や周囲の状況を気にすることなく、自分の世界に浸れます。
  • 日常生活との切り替えができる

  • 趣味部屋は、日常生活と趣味の世界を切り替えるスイッチの役割も果たします。ドアを開ければ、そこは日常を忘れて趣味に没頭できる非日常空間。
  • 家族との時間も大切ですが、自分だけの時間を持つことも心の健康を保つ上で重要です。日常の喧騒から離れて趣味に没頭することで新たなエネルギーをチャージし、明日への活力を得ましょう。
  • 趣味部屋におすすめのスペース

  • ロフトにつながる白い梯子
  • ここからは実際に趣味部屋を作ることを想定し、おすすめの場所を紹介していきます。
  • ・ロフト
  • ・クローゼットや押し入れ
  • ・部屋のデッドスペース
  • ・スキップフロアなどすきま空間
  • ・ガレージ
  • ロフト

    天井が高い部屋があるなら、ロフトを作って趣味部屋にしてみてはいかがでしょうか。はしごを使って昇り降りする秘密基地のような雰囲気は、子どもの頃の遊びに行く前のワクワク感を味わえます。日常の生活空間が見えないロフトで読書や映画鑑賞、プラモデル製作などを楽しみましょう。

  • ただ、ロフトは換気しにくいため、空気清浄機などを置いて居心地を良くする必要がある点は要注意です。
  • クローゼットや押し入れ

  • 使っていないクローゼットや押し入れは、こぢんまりした趣味部屋を作るのに適しています。ウォークインクローゼットなら、そのまま趣味の空間に早変わり。押し入れの場合は、扉を外して開放的なスペースにするのもいいでしょう。
  • 中に小さなデスクや棚を設置すれば、趣味に集中できるワークスペースが完成します。趣味の道具や材料は、収納ボックスや棚を活用して整理整頓しておきましょう。DIYが好きなら、自分好みに空間をカスタマイズするのもおすすめです。
  • 部屋のデッドスペース

  • 部屋のデッドスペースを活用すれば、新たにスペースを確保せずとも趣味部屋を作れます。例えば部屋の隅など、普段使われていない空間を趣味コーナーにアレンジしてみましょう。コンパクトなデスクや棚を設置し、壁面を収納スペースとして活用すれば、限られたスペースでも立派な趣味部屋になります。DIYで棚や収納ボックスを作れば、さらにオリジナリティあふれる空間に。
  • ちょっとした工夫で、デッドスペースだと思っていた場所が、すてきな趣味の空間になります。
  • スキップフロアなどすきま空間

  • スキップフロアは、床の高さを半階ずらして作った空間のことです。別の部屋のように区切られたスキップフロアは、収納スペースや趣味の空間として活用されることが多いスペースです。階段下などのすきま空間もデッドスペースになりがちですが、うまく活用すればプライベート感あふれる趣味空間になります。
  • 階段下でプラモデルを組み立てたりスキップフロアを読書コーナーにしたりと、アイデア次第でいくらでも活用できます。収納スペースとして趣味の道具や材料をしまっておくのもいいでしょう。
  • ガレージ

  • ガレージも趣味部屋としておすすめしたい場所です。広々としたスペースを活かして、DIYや車のメンテナンス、大型の模型製作などを楽しめます。
  • 屋外にあるため、音や汚れを気にせず作業に没頭できるのも魅力的です。ガレージ内に作業台や収納棚を設置して、趣味を楽しむスペースを作りましょう。
  • 趣味部屋をオシャレにするポイント

  • ヨガをする女性
  • 続いて、趣味部屋をオシャレにするポイントを3つお伝えします。
  • ・趣味にあったインテリアにする
  • ・色使いは3色までにする
  • ・ディスプレイ収納で趣味空間を作る
  • 趣味にあったインテリアにする

  • 趣味部屋のインテリアを揃えるなら、思い切って趣味の世界観を反映させたものにしてみましょう。
  • 例えば音楽鑑賞が趣味なら、お気に入りのアーティストのポスターやレコードジャケットを飾ったり、楽器をディスプレイしたりすることでテンションが上がる部屋になります。読書が趣味なら、壁一面に本棚を設置してお気に入りの書籍を並べることで、自分だけの図書館が完成。手芸が趣味なら、カラフルな毛糸や布を収納棚に並べてみると、アトリエのような空間を作り出せます。
  • 色使いは3色までにする

  • おしゃれな趣味部屋を作るポイントは、色使いに気を配ることです。ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3色を決め、この3色を基調とした配色を心がけましょう。3色に絞ることで、統一感のある洗練された印象になります。
  • 特にベースカラーは部屋全体の印象を左右する重要な色で、白やベージュなどの落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。メインカラーは、家具やカーテンなどに使用する色で、趣味や好みに合わせて自由に選んでください。アクセントカラーは空間にメリハリを与える色で、クッションや小物などで取り入れるとバランスが良くなります。
  • ディスプレイ収納で趣味空間を作る

  • 趣味部屋の収納は、「魅せる収納」を取り入れるのがおすすめです。お気に入りのコレクションや趣味の道具をディスプレイすることで、より趣味の世界観に没頭できるでしょう。
  • 例えば、壁面収納にプラモデルやフィギュアを並べたり、オープンシェルフに写真や絵画を飾ったりすることで、自分だけのギャラリーができます。魅せる収納を取り入れることで、機能性とおしゃれさを兼ね備えた趣味部屋になります
  • 趣味部屋を作る上での注意点

  • ギターを持ち、歌う準備をする女性
  • 最後に、趣味部屋を作る際の注意点を3つ挙げます。
  • ・趣味に合わせた防音対策
  • ・作業しやすい環境作り
  • ・収納スペースの確保
  • 趣味に合わせた防音対策

  • 趣味部屋で楽器演奏や音楽制作を楽しむ場合、趣味に没頭できる環境を維持しつつ、近隣住民に迷惑をかけないための防音対策が不可欠です。本格的な防音工事ができない方は、比較的簡単にできる対策として、吸音パネルを設置しましょう。吸音パネルは壁や天井に取り付けることで音を吸収し、反響や音漏れを軽減できるパネルです。
  • また、床にカーペットやラグを敷くだけでも、足音や振動による騒音を多少抑える効果があります。窓に防音カーテンや遮音シートを取り付けることで、外部への音漏れを低減する方法も。予算や状況に合わせて、最適な防音対策を行いましょう
  • 作業しやすい環境作り

  • 趣味部屋を快適な作業空間として整えるには、作業効率を高めるための工夫が必要です。長時間作業を行う場合、作業台や椅子の高さは体に負担がかからないよう自分に合ったものを選び、適切な高さに調整しましょう。適切な照明も作業効率に大きく影響するので、作業内容に合わせて明るさや色温度を調整できる照明器具を選ぶと、目の疲れを軽減しつつ集中力を維持できます。コードが絡まったりものが散乱したりしていると、作業に集中しにくくなるので、配線を整理して作業スペースをすっきりさせることも大切です。整理整頓された状態をキープすれば、安心して趣味に没頭できるでしょう。

収納スペースの確保

趣味部屋では、道具や材料を効率的に収納できるスペースを確保することが大切です。限られたスペースを最大限に活用するには、趣味の道具や材料に合わせた収納棚を設置しましょう。

また、壁面収納を活用することでデッドスペースを有効活用しつつ収納を増やせます。狭い部屋でも、工夫次第でたくさん収納できるので、ぜひ棚や壁面収納を取り入れてみてください。

ウッドワンの無垢の木の収納、趣味部屋プラン

今回は趣味部屋の作り方について徹底的に解説しました。

ロフトやクローゼット、デッドスペースなど、家の中の様々な場所を工夫次第で趣味部屋に作り変えられます。趣味部屋を作る際にはインテリアや色使い、収納方法などをよく考え、自分らしい部屋にしましょう。

カスタマイズできる自由度の高い家具や収納があると、より自分のイメージに近い部屋を作りやすくなります。そんな収納を探している方は、ウッドワンの無垢の木の収納や仕上げてる棚板を見てみてください。きっとすてきな趣味部屋を作る材料が見つかるはずです。

□無垢の木の収納をみる

□仕上げてる収納をみる

□仕上げてる棚板をみる

□パーテーションウォールをみる

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土間収納を有効活用!趣味や道具を整理する便利なアイデア /media/cat02/4717/ Fri, 04 Apr 2025 02:00:05 +0000 /media/?p=4717

土間収納内に設置されたウッドワン無垢の木の収納

「玄関が狭くて靴が溢れかえっている…」

「ベビーカーやアウトドア用品の収納場所に困っている…」

そんな悩みを抱えている方はいませんか? 実は、土間収納を上手に活用すればこれらの悩みを一気に解決できます。本記事では、メリット・デメリットはもちろん、おしゃれで機能的な土間収納にするためのコツもご紹介します。土間収納を作って活用したい方は必見です。

土間収納とは

コンクリート下地の土間と収納棚

土間収納とは、玄関の一部を土間のようにタイルやコンクリートで仕上げ、収納スペースとして活用する場所のことです。靴や傘はもちろん、ベビーカー・ゴルフバッグ・アウトドア用品など、外で使うものを収納するのに便利です。最近では在宅ワークの増加に伴い、自転車や趣味の道具を収納するスペースとしても注目を集めています。

従来の土間収納は、玄関土間の一部を少し区切っただけの簡易的なものが主流でした。しかし、近年の住宅では玄関を広めにとり、ウォークインクローゼットのように大容量の土間収納を設けるケースが増えています。収納する物やライフスタイルに合わせて、多様な使い方ができるのも土間収納の魅力です。

土間収納のデメリット

パステルカラーで書かれたデメリットの文字

土間収納を取り入れたことがない方は、利便性に疑問を覚える方も多いため、まずはデメリットから見ていきましょう。

・玄関や部屋のスペースを圧迫しやすい
・においや湿気対策が必要
・物置になりがち

玄関や部屋のスペースを圧迫しやすい

土間収納は便利な反面、玄関や隣部屋のスペースを圧迫する可能性があります。土間収納を設けるなら、全体のバランスを考えた間取り設計をしましょう。

玄関スペースを広く確保したり収納部分の奥行きを調整したりすることで、圧迫感を減らせます。また、可動棚や壁面収納にすれば、限られたスペースを有効活用できます。全体を見て適切なサイズ感の土間収納にしましょう。

においや湿気対策が必要

土間収納に靴やアウトドア用品など湿気を帯びやすいものを収納すると、カビが発生しやすくなります。閉鎖的な空間になりがちなため、においがこもりやすいデメリットも。

除湿剤を置いたり通気性の良い収納ボックスを使用したり、濡れたものを収納する際はしっかりと乾かしてから収納したり、湿気対策をしっかりと行いましょう

物置になりがち

土間収納は収納力が高いため、何でもかんでも詰め込んでしまい、物置状態になりがちです。整理整頓されていなければ使い勝手が悪くなり、かえってストレスの原因になってしまいます。

「とりあえず収納」は禁物です。収納する前に本当に必要なものか、他の場所に収納できないかを検討し、不要なものは処分しましょう。また、定期的に中身を整理すると、より使い勝手の良い土間収納になります。

土間収納のメリット

パステルカラーで書かれたメリットの文字

ここからは、土間収納のメリットを見ていきます。

  • ・玄関をすっきり整頓できる
  • ・一時保管庫として活用できる
  • ・汚れても掃除が楽
  • 玄関をすっきり整頓できる

  • 土間収納には靴や傘はもちろん、ベビーカー・子供のおもちゃ・スポーツ用品など、玄関に散乱しがちなアイテムをまとめて収納できます。玄関が整理整頓されることで、家の第一印象が格段に良くなり、スムーズに出入りできます。急な来客にも慌てることなく、笑顔でお客様を迎えられるでしょう。土間をきれいに見せたいなら、土間収納が必要です。
  • 一時保管庫として活用できる

  • 土間収納は買いもの袋や宅配便など、外出先から持ち帰った荷物を一時的に置いておくスペースとしても使えます。濡れた傘・レインコート・汚れた靴などをいったん土間収納に置いておくことで、室内に汚れたものを持ち込まずに済みます。特に、小さなお子さんやペットが住んでいる家を清潔に保ちたいときにおすすめです。
  • また、ガーデニング用品やアウトドア用品など、使用頻度が低いアイテムを収納しておくスペースとしても適しています。日常で趣味のアイテムが邪魔だと感じることもなくなり、必要な時にすぐに取り出せます
  • 汚れても掃除が楽

  • 汚れても掃除が楽な点も、土間収納の大きなメリットです。土間と同様にタイルやコンクリートで仕上げられていることが多いため、泥汚れや水滴などをサッと拭き取るだけで清潔に保てます。土足で出入りできるため、掃除の手間を省ける利点も。土間と同じように掃除でき、特別な手入れは不要です。
  • 土間収納の使い方アイデア5選

  • ひらめいた表情をする女性
  • 最後に、土間収納を使いこなすアイデアを5つご紹介します。
  • ・可動棚を設置して「魅せる収納」にする
  • ・壁面収納でスペースを有効活用する
  • ・キャンプ用品など外で使うものを収納する
  • ・趣味や作業スペースとして活用する
  • ・細かいものを収納ボックスにまとめる
  • 可動棚を設置して「魅せる収納」にする

  • 土間収納をおしゃれにしたいなら、可動棚がおすすめです。棚の高さを自由に調節できるので、収納するものに合わせてスペースを有効活用できます。
  • 棚にお気に入りの雑貨やこだわりのアイテムを並べれば、まるでショップのような「魅せる収納」に。おしゃれな収納ボックスやバスケットを活用すれば、見た目もより洗練され、土間収納が華やかになります。ぜひやってみてください。
  • 壁面収納でスペースを有効活用する

  • 土間収納の壁面を有効活用できる、壁面収納もおすすめです。フック・ラック・有孔ボードなどを設置すれば、デッドスペースになりがちな壁があっという間に収納スペースになります。
  • よく使うコートや帽子、傘などを壁に掛けておけば、使いたいときにサッと手にとれて便利です。玄関まわりがすっきり片付くだけでなく、家の収納スペースを増やせます
  • キャンプ用品など外で使うものを収納する

  • 土間収納は、キャンプ用品などのアウトドア用品の収納にもおすすめです。テント・ランタン・タープなどのかさばるアイテムも、土間収納なら余裕を持って収納できます。汚れやすい靴やレインウェア、キャンプ道具などをカテゴリごとにまとめておけば、使いたいときにすぐに取り出せて便利です。
  • また、土間収納は濡れたテントやタープを乾燥させるスペースとしても活用できます。
  • 趣味や作業スペースとして活用する

  • 土間収納は、趣味の作業スペースとしても活用できます。作業台を置くだけで、土間収納が趣味の時間を楽しめる工房に早変わり。ガーデニング用品・DIY道具・釣り具・自転車などを収納しておいて、気が向いたときに手入れできます。
  • 土間収納は汚れてもすぐ掃除できるので、土いじりや塗装作業も気兼ねなく行えます。
  • 細かいものを収納ボックスにまとめる

  • 細々とした小物を収納するなら、収納ボックスを使いましょう。手袋・帽子・掃除道具・おもちゃなど、散らかりやすいアイテムをまとめて収納すれば、散らかった印象になりません。中身がひと目で分かるようにラベルを貼っておけば、使いたいときにすぐに見つけられます
  • 収納ボックスを積み重ねて使えば、デッドスペースを活かしてたくさん収納することも可能。素材・色・デザインにこだわって、おしゃれな土間収納にしてみましょう。
  • まとめ

  • ウッドワン無垢の木の収納、棚板とカケルノ
  • 今回は土間収納の概要とメリット・デメリット、活用アイデアを紹介しました。土間収納は収納として使えるだけでなく、趣味の空間としても使えます。土間収納をよりおしゃれに快適にしたいなら、ウッドワンの収納製品もぜひ取り入れてみてください。
  • 例えば「仕上げてる棚板」はカット済みの棚板なので、DIY初心者の方でも簡単に設置できます。お気に入りの雑貨やこだわりのアイテムを棚に並べれば、おしゃれな「魅せる収納」になるでしょう。
    □ウッドワンの仕上げてる収納をみる
  • また、無垢の木のぬくもりを活かした「無垢の木の収納」なら、温かみのある土間収納になります。土間収納だけでなく、室内に設置する棚としてもおすすめなので、ぜひ以下のリンクをチェックしてみてください。
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造作家具とは?置き家具との違いやメリット・デメリットを紹介 /media/cat02/4724/ Fri, 28 Mar 2025 02:00:58 +0000 /media/?p=4724

造作戸棚から食器を出す女性

家具選びに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。置き家具だと理想的なものになかなか巡りあえないけれど、造作家具だと費用がかかりすぎる…。そんな方に向けてこの記事では、造作家具と置き家具それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。後悔のない家具選びをしたい方は、ぜひ最後までお読みください。

造作家具とは

造作家具にセンス良く置かれたインテリア

造作家具とは、住宅や店舗などの建築物に固定して設置される、オーダーメイドの家具のことを指します。壁・床・天井などに直接固定されるため、まるで建物の一部のようになります。家の間取りや用途に合わせて完全カスタマイズできる点が最大の魅力です。

置き家具と造作家具の違いとは?

置き家具と造作家具の大きな違いは、設置方法にあります。置き家具は完成品をそのまま設置するのに対し、造作家具は現場で採寸して設計・施工を行うため、設置場所に合わせてミリ単位で調整できます。

置き家具 造作家具
設置方法 部屋に置くだけ 壁や床に固定
デザイン 出来上がっているものの中から選ぶ オーダーメイドで完全カスタマイズ
価格 比較的安価で買いやすい こだわるほどコストがかかる
可動性 必要に応じて動かせる 移動できない

 

どちらを選ぶかは、設置場所の状況やライフスタイル、予算などを考慮して決めましょう

造作家具のメリット

ベッドルームでくつろぐ女性

まずは造作家具のメリットを3つ挙げます。

・ベストな寸法の家具が作れる

・好みの素材やデザインでカスタマイズできる

  • ・耐震強度が高められる
  • ベストな寸法の家具が作れる

  • 造作家具最大の魅力は、家の間取りに合わせた寸法で家具を作れることです。既製品の家具では部屋のサイズに合わない、デッドスペースができてしまうなどの問題が起こりがちです。しかし造作家具なら、壁・天井の高さ・梁や柱の位置などを考えてミリ単位で正確に設計・製作できます。
  • 具体的には、斜めの天井に合わせた収納棚や廊下のデッドスペースにぴったり収まる本棚など、既製品では不可能な家具を作れます。限られたスペースを最大限に活用できるので、収納力アップや動線の改善にも繋がります
  • 好みの素材やデザインでカスタマイズできる

  • 素材やデザインを自由にカスタマイズできる点も大きなメリットです。木材の種類・色・塗装・金具・取っ手など、細部までこだわって理想の家具を作り上げられます。
  • 天然木の温もりを活かしたナチュラルなデザイン、スタイリッシュな金属素材を用いたモダンなデザインなど、家の雰囲気や好みに合わせて様々なスタイルをオーダーできます。また、家族構成やライフスタイルに合わせた機能的なデザインも可能です。子供部屋には安全性の高い素材や成長に合わせて高さ調整できる棚板を採用する、といった工夫もできます。
  • 耐震強度が高められる

  • 地震大国である日本では、家具の耐震性も重要なポイントです。造作家具は壁や床に直接固定するため、地震の揺れで倒れたり転倒したりするリスクを軽減できます。
  • 特に、背の高い食器棚や本棚などが転倒すると大きな被害に繋がる可能性がありますが、造作家具なら壁や天井にしっかりと固定できるので、地震による被害を最小限に抑えられます。重量のある家具も固定することで安全性を確保できます
  • 家族の安全を守るために耐震性の高い造作家具を導入するものありでしょう。
  • 造作家具のデメリット

  • ソファーでうなだれる女性
  • 続いて、造作家具のデメリットも紹介します。
  • ・あとから設置しにくい
  • ・買う前に現物を確認できない
  • ・コストが高くなりやすい
  • あとから設置しにくい

  • 造作家具は、新築や大規模リフォームのタイミングで導入するのが一般的です。設置場所の寸法に合わせて設計・施工されるため、後から設置するのが難しい点がデメリット。
  • 設置する際には専門業者による工事が必要となるため、気軽に設置場所を変更したり追加で家具を設置したりできません。置き家具のように、簡単に移動や買い替えができないことを理解しておきましょう。
  • 買う前に現物を確認できない

  • 造作家具はオーダーメイドのため、完成後に「思っていたのと違う」と感じてしまう可能性があります。図面や3Dパースなどで事前確認はできますが、実際に設置された状態の素材感、色味などを確認することはできません。
  • 素材感や色味などをサンプルで確認したり施工業者との綿密な打ち合わせを行ったりして、イメージのズレを最小限に抑えることが大切です。
  • コストが高くなりやすい

  • 造作家具は設計から施工までオーダーメイドで製作するため、素材やデザインにこだわればこだわるほどコストが高くなる傾向があります。既製品の家具と違って、材料費だけでなく設計料や施工費などの費用も発生するため、予算をしっかりと検討する必要があります。
  • 素材のグレード・デザインの複雑さ・施工の難易度などによって価格が変動するため、事前に見積もりを取り、予算と照らし合わせて検討しましょう。場合によっては、費用を抑えるために素材やデザインを調整する必要もでてくるかもしれません。
  • 置き家具のメリット

  • 落ち着いた雰囲気の置き家具の部屋
  • 今度は置き家具のメリットを見ていきましょう。
  • ・設置が簡単で手間がかからない
  • ・選択肢が豊富
  • ・ライフスタイルの変化に対応しやすい
  • 設置が簡単で手間がかからない

  • 置き家具の最大のメリットは、設置が簡単で手間がかからないことです。壁や床に加工を加えることはなく、特別な工具も専門知識も必要ありません。届いたら箱から出して置くだけ、あるいは簡単な組み立て作業だけで設置が完了します。
  • また、模様替えや引っ越しの際をする際も簡単に移動できます。手軽に部屋のレイアウトを変更したい方、頻繁に引っ越しをする方にはいいでしょう。
  • 選択肢が豊富

  • 置き家具は市場に無数に存在し、素材・スタイル・サイズも多岐にわたります。木材・金属・プラスチック・布など様々な素材から作られた家具があり、北欧風・モダン風・アンティーク風など、あらゆるデザインが選べます。
  • ワンルームマンションなどの狭い住宅でもスペースを有効活用できるコンパクトな家具が豊富に揃っている点も嬉しいポイント。予算やニーズに合わせて、最適な家具を選べます。
  • ライフスタイルの変化に対応しやすい

  • 置き家具は、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる点もメリットです。
  • 引っ越しや家族構成の変化、あるいは単に気分転換で模様替えをしたいときなど、置き家具なら簡単に移動・追加・処分できます。造作家具のように設置場所やサイズが固定されているわけではないため、変化があってもスムーズに対応できます。
  • ライフスタイルの変化が多い方、将来の予定が未定な方は置き家具にしておきましょう。
  • 置き家具のデメリット

  • 椅子を施工最中に頭を抱える女性
  • 最後に、置き家具のデメリットを3つお伝えします。
  • ・デザインが限られる
  • ・デッドスペースができやすい
  • ・収納力や部屋の統一感に欠ける
  • デザインが限られる

  • 置き家具は、既にデザインが完成された既製品が中心となります。そのため素材・色・サイズなど、造作家具のように細部までこだわったカスタマイズは難しいです。カラーバリエーションが少なかったり、取っ手のデザインが選べなかったり、理想通りの家具を見つけるのに苦労するかもしれません。
  • また、既製品であるがゆえに、部屋のイメージに完全にマッチする家具が見つからない可能性もあります。こだわりの強い方や個性的なインテリアを実現したい方にとっては、選択肢の少なさがデメリットとなるでしょう。

    デッドスペースができやすい

  • 置き家具はサイズや形状が固定されているため、部屋の寸法と家具のサイズが合わない場合、デッドスペースが生じやすいです。特に、マンションやアパートなどの規格住宅では部屋の形やサイズのせいで既製品の家具では空間を十分に活用できないケースも。
  • 例えば壁と家具の間に隙間ができたり、天井までの高さを活かせなかったり、収納スペースが不足したりする可能性があります。結果的に、部屋が狭く感じられる、収納力が十分に発揮できないなどのデメリットにつながります。
  • 収納力や部屋の統一感に欠ける

  • 置き家具は、造作家具に比べて収納力が劣る場合があります。造作家具は部屋の形や用途に合わせて設計・製作されるため、デッドスペースを最小限に抑えつつ収納力を最大限に高められます。一方、置き家具は既製品なので、スペースにものを収める場所が少ないことも。また、デザインや素材が異なる家具を組み合わせると、統一感が損なわれる恐れがあります。様々なブランドやメーカーの家具を組み合わせると、色合いやスタイルがチグハグになり、まとまりのない印象を与えてしまうかもしれません。
  • まとめ

置き家具の収納とソファ

  • 今回は、造作家具と置き家具どちらがいいか迷っている方に向けて、造作家具・置き家具を設置するメリット・デメリットを解説しました。
  • しかし、結局どちらが良いか決めかねている方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、ITAYAのオーダーDIY家具です。置き家具ですが、サイズオーダーに対応しているので、設置する場所や用途に合わせて柔軟にカスタマイズすることができます。素材は本物の木を使用しています。木の柔らかな触り心地とぬくもりを楽しむことのできる商品です。
  • 予算を抑えながら理想の空間を作り上げたい方は、次のページをチェックしてみてください。
  • □オーダーDIY家具をみる

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地震に強い家とは?特徴や建てる際のポイントを解説 /media/cat02/4621/ Fri, 14 Mar 2025 02:00:05 +0000 /media/?p=4621

防災頭巾をして机の下に隠れる兄弟

地震大国・日本で暮らす以上「地震に強い家」は多くの方が求める条件です。しかし、耐震・制震・免震といった専門用語が飛び交う中で、具体的にどのような家を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、地震に強い家を実現するためのポイントをわかりやすく解説します。大切な家族を守るためにも、ぜひご覧ください。

地震に強い家の3つの要素

グレーを基調とした2階建ての家

地震に強い家には、次の3つの要素が効果的と言われています。

耐震

制震

免震

言葉の定義から詳しくみていきます。

耐震

耐震は、地震の揺れに耐えるための工夫です。柱や梁を強化し、建物自体を頑丈にする方法をとります。たとえば、壁に筋交いや構造用合板を取り付けることで、地震の横揺れに対抗する強度を追加します。木造住宅の壁や床に補強材を組み込み、揺れで壊れにくい「丈夫な箱」を作るイメージです。

耐震性を示す数値は次の耐震等級で表されます。等級3が最高ランクです。

耐震等級1 ・最低限命を守れる耐震性

・震度5なら軽微なヒビ程度

・震度6でもすぐには倒壊・崩壊しない

建築基準法(2000年基準)を満たす水準
耐震等級2 上記の1.25倍の耐震性 避難所や住宅に求められる水準
耐震等級3 上記の1.5倍の耐震性 災害時の復興拠点となる建物に求められる水準

 

制震

制震とは、揺れを吸収して被害を抑えるための工夫です。建物の壁の中に制震ダンパーと呼ばれる装置を設置し、地震のエネルギーを吸収して壁や梁が歪むのを防ぎます。揺れをモノで受け止めて、家具を転倒しにくくする「揺れを吸収する壁」のようなイメージです。

免震

免震は建物自体を揺らさないための工夫です。たとえば、地盤との間に積層ゴムやスライダーを設置して揺れを建物に伝えない仕組みを作るなどの工夫があります。地震時に揺れがほとんど伝わらない「浮いている家」のようなイメージです。

地震に強い家の特徴

庭を散歩する家族

ここからは、地震に強い家の4つの特徴を、最も重要な耐震について掘り下げてお伝えします。

耐震性の高い構造体であること

地盤が強固であること

シンプルで安定した建物の形状

建物全体の重量を抑える

耐震性の高い構造体であること

地震の揺れに耐えるためには、頑丈な構造が必要です。例えば、建物の骨組みに筋交いを取り付けたり構造用合板を壁に使用したりすることで、横揺れに対する強度を高められます。また、柱や梁などの接合部に強度の高い金物を使用することで、地震発生時の破損を防ぎます。

耐震等級3を取れる設計を採用することで、地震に強い家にする方法も。ちなみに耐震等級3は、震度6強や7のような大地震が来ても建物が倒壊しにくいという、最高ランクの水準です。

地盤が強固であること

地震に強い家を建てるためには、地盤の強さも確認しておく必要があります。地盤が弱いと地震の揺れが大きく伝わり、建物の倒壊リスクが高まるからです。

心配な方は家を建てる前に地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良をすると良いでしょう。地中に杭を打ち込む杭基礎や、地盤全体で建物を支えるベタ基礎で地盤の強度を補えば、建物の安定性がアップします。

シンプルで安定した建物の形状

正方形や長方形といったシンプルな建物の形状は地震のエネルギーを効率よく分散させられるため、耐震性の面で有利です。高さが低く重心が安定している平屋のような建物も揺れに強い家といえます。

複雑な形状や出っ張りの多いデザインにすると、揺れの力が一部に集中しやすいため、構造上の弱点になりかねません。設計段階から地震エネルギーが建物全体に均等に伝わる構造になるよう考慮し、無駄に複雑なデザインにしないことが重要です。

建物全体の重量を抑える

軽量な屋根材や壁材を使って家を建てると、建物全体の重さを軽減できます。具体的には、瓦などの重い屋根材を避け、軽量な金属系やスレート系の素材を採用すると良いでしょう。

軽い屋根材は建物全体の重心を下げるので、揺れを軽減できるだけでなく、屋根材や壁材の落下のリスクを抑え被害拡大を防ぐ効果もあります。重心が下がることで、より揺れに強い安定した構造になります。

地震に強い家を建てるポイント

耐震性を備えた2階建ての家

ここからは地震に強い家を建てるポイントを5つご紹介します。

家全体の構造バランスを考慮する

地盤の確認と基礎の設計を徹底する

接合部の強化と金物の適切な使用

・高性能で耐久性のある材料を使用する

・メンテナンスの計画も耐震性向上に必要

家全体の構造バランスを考慮する

建物の耐震性を高めるためには、家全体のバランスが重要です。例えば、耐力壁のバランスの良い配置です。耐力壁とは、建物に加わる地震や風などの横からの力(水平力)に耐えるために設けられた壁のことです。壁量は建物の規模や用途によって異なりますが、設計基準を満たすよう十分な量を確保しましょう。

地盤の確認と基礎の設計を徹底する

建設予定の段階で、地盤調査を行いましょう。地盤が弱いと建物が沈下したり、揺れが大きくなったりする可能性があるためです。必要に応じて地盤改良を行いましょう。地中に杭を打ち込む「杭基礎」や地盤全体を支える「ベタ基礎」などの対策を講じることで、建物の基礎がしっかりと地面に固定され、地震時の揺れを軽減できます。

接合部の強化と金物の適切な使用

柱・梁・土台の接合部を強化することで、建物全体の耐震性を上げられます。接合部には強度の高い金物を使用し、しっかりと固定しましょう。

特に梁の端部や柱の基礎部分に強い衝撃にも耐えうる金物を取り付ければ、地震発生時に建物が変形したり接合部が破損したりするリスクを最小限に抑えられます

また、壁に構造用合板や筋交いを使用することで地震エネルギーを効率よく吸収し、揺れに強い家になります。

高性能で耐久性のある材料を使用する

構造に使用する材料の品質も家の耐震性に大きく影響します。木材の構造材は、よく乾燥されていて、強度が高く、蟻害や腐れに強い材料を選びましょう。よく乾燥されていることで将来にわたり木材の寸法が安定し接合金物もしっかり固定されます。

過去の大地震では、構造材の蟻害や腐れにより構造強度を発揮できず倒壊に至った事例も見られました。蟻害や腐朽が発生すると、本来の強度を発揮できないので、耐久性の高さも大切です。

メンテナンスの計画も耐震性向上に必要

耐震性を長く維持するには、定期的なメンテナンスも欠かせません。安心して住み続けたいなら、定期的に専門家による接合部や基礎部分の点検を依頼しましょう。

屋根や壁の防水性能を維持して構造材の腐食を防げば、家の耐久性を保てます。シロアリなどの蟻害や腐れの点検、メンテナンスも効果的です。

まとめ

ウッドワンワンズキューボの家

今回は、地震に強い家を建てる際に知っておくべきポイントを詳しく解説しました。耐震・制震・免震といった言葉の定義から、地盤の重要性、建材の選定や定期的なメンテナンス方法など、注意すべきポイントはたくさんあります。地震が来ても倒れない家にしたいなら、依頼する業者の実績をしっかり確認しましょう。

なお、震度7の揺れに10回連続で耐え抜いたJWOOD工法を採用したワンズキューボの住宅なら、安心・安全な住まいを実現できます。地震に強い家づくりを目指す方におすすめです。具体的な工法や実績が気になる方は、以下のURLをご確認ください。

□震度7の揺れに10回連続で耐え抜いた家 ワンズキューボをみる

□JWOOD工法をみる

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平屋とは|二階建てとどちらを選ぶべきかヒントを紹介 /media/cat02/4617/ Wed, 12 Mar 2025 02:00:35 +0000 /media/?p=4617

煙突がついた平屋

近年、階段のないシンプルな構造や家族のつながりを感じやすい間取りなど、平屋ならではの魅力が見直されています。しかし、平屋を選ぶ際には土地や設計の工夫が必要なことも。本記事では、平屋のメリットやデメリットを詳しく解説します。平屋と二階建て、どちらを選ぶべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

平屋とは?

1階のみで構成された平屋の家

平屋とは、1階のみで構成された住宅のことです。階段がないため生活動線がシンプルな点が最大の特徴です。設計の自由度が高く、暮らしに合わせて間取りを設計できるのも魅力のひとつ。建物が低く耐震性に優れているため、地震が多い日本に適しています。

平屋の人気が上昇している背景

平屋が人気になっている理由として、リモートワークをする人が増えたことが挙げられます。コロナ禍に在宅時間が増加したことで、多くの人々が家の快適さを重視するようになりました。家族全員が自宅で過ごす時間が増えた結果、リビングやダイニングの広さや使い勝手、自然光を取り入れた明るい空間づくりが注目されています。

さらに、核家族や少人数世帯の増加により、無駄を省いたコンパクトな住宅が人気を集め始めました。最新の住宅デザインは機能性と美しさを兼ね備えており、高齢者や子育て世帯でも安心して快適に暮らせる工夫が随所に見られます。

平屋にするデメリット

デメリットと書いてあるピンクメモ

平屋を検討している方の中にはデメリットが心配な方も多いようなので、気になる点を5つ挙げてみました。

広い敷地が必要

建築コストが高くなる場合がある

採光や通風に工夫が必要

プライバシーの確保が難しい

収納スペースの確保が難しい

広い敷地が必要

平屋は同じ延床面積の2階建てと比較すると、広い土地が必要です。

例えば、100㎡の住空間を確保する場合、2階建てなら1階あたり50㎡の土地で済みますが、平屋では100㎡の敷地が必要です。特に都市部では土地の価格が高いため、広い土地を購入するだけでもかなりのコストがかかるでしょう。

また、建ぺい率(敷地に建てられる建物面積の割合)の制限がある点も気になります。広い土地を活かしたいなら、平屋を検討するのが良いでしょう。

建築コストが高くなる場合がある

平屋住宅は構造上の問題で、屋根や基礎工事に必要な面積が大きくなりがちです。そのため、同じ延床面積の2階建て住宅と比較すると、施工費用が割高になる傾向があります。特に平屋は1階部分全体を広く取るため、坪単価が高くなる場合が多いのです。

また、デザインに凝ったり特殊な形状にしたりすると、工事の複雑さや材料の増加によりさらに費用が上がる可能性があります。予算計画を立てる際には建築コストを事前に確認し、じっくり検討しましょう。

採光や通風に工夫が必要

周囲に高い建物がある場合、平屋は日当たりが制限される可能性があります。全体が低い位置にあるためまわりの建物の影響を受けやすく、家の中央部分が暗くなりがちです。

暗い家にしないためには、リビングやキッチンなどの主要な生活空間に自然光を取り込む工夫が必要です。吹き抜けや天窓を設置することで光を取り入れたり、リビングを南向きにしたりしましょう。

プライバシーの確保が難しい

前述の通り平屋は建物が低いため、道路や隣家からの視線が気になりやすい点が課題です。日常生活でプライバシーを守るためには、設計段階から工夫を凝らす必要があります。

例えば、リビングや寝室に大きな窓をつけない、視線を遮るための植栽やフェンスを設置するなどの方法があります。また、中庭を設けることで視線を遮りながらも開放感を確保するデザインも人気です。

収納スペースの確保が難しい

平屋は2階建てに比べて、収納スペースが限られる点がデメリットです。ただし、適切な工夫を凝らせば十分な収納を確保することも可能です。

屋根裏やロフトに収納スペースを作れば、季節用品や普段使わないものをすっきり収納できます。また、玄関近くに土間収納を設けることで、アウトドア用品や靴を効率よく片付けられます。広めのウォークインクローゼットを作ると、衣類や生活用品を整理しやすくなる効果も。間取りの段階で収納計画をしっかりと練ることが大切です。

平屋にするメリット

メリットと書いてあるピンクメモ

平屋には次のとおりメリットもあります。

バリアフリー設計が可能

効率的な家事動線

家族の気配を感じやすい

バリアフリー設計が可能

平屋には階段がないためどの部屋にもスムーズに行き来できます。この特徴を活かして、バリアフリー設計を取り入れやすい点が大きな魅力です。

階段がないことで転倒などのリスクが少なくなるため、安全性の高い家になります。将来的に介護が必要になった場合に、手すりの設置や車椅子での移動もしやすい構造にすることが可能です。すべての生活空間がワンフロアに集約されていることで、家族全員が安心して暮らせる家にできます。

効率的な家事動線

平屋の大きなメリットのひとつとして、生活動線がすべてワンフロアで完結することが挙げられます。階段がないため、洗濯物を運んだり掃除機を持ち運んだりする際の上下移動がなく、日々の家事の負担を軽減できます。

部屋の配置を工夫することで、キッチンから洗濯スペース、リビングまでの動線を効率化することも可能です。例えば、洗濯機を設置したランドリールームの隣に物干しスペースを作れば、家事時間を大幅に短縮できます。

家族の気配を感じやすい

平屋はワンフロアしかないため、家族が顔を合わせる機会が自然と増えます。小さなお子さんの見守りや高齢者の生活をサポートしたい家庭にも適しており、家族の絆を深める家になりやすいです。

リビングやダイニングを通らなければ他の部屋に行けない間取りにすることで、一緒に過ごす時間が増えるだけでなく、日常的な会話も生まれやすくなります。階段がないため移動がスムーズで、家族全員の様子を把握しやすいのも魅力です。

家族みんなで仲良く暮らす家を理想としているなら、平屋という選択肢は検討する価値があるでしょう。

平屋と二階建てのどちらを選ぶべきか

太陽光パネルを屋根につけた平屋

最後に、平屋と二階建て、どちらを選ぶべきかという問いに答えます。

平屋が向いている方

小さなお子さんや高齢者がいる家庭には、階段がないため転倒のリスクが少なく、移動もスムーズな平屋をおすすめします。すべての生活空間がワンフロアに集約されているため、日常の家事や生活動線がシンプルになります。耐震性にも優れているため、災害リスクを軽減したい方にもおすすめです。ガーデニングや家庭菜園を計画している方や、一人暮らし、夫婦のみのコンパクトな暮らしを希望する方にも平屋は適した選択肢です。

二階建てが向いている方

狭い土地で広さや部屋数を確保したい場合は、二階建てがおすすめです。上下に空間を分けることで、限られた敷地でも部屋数を増やせます。寝室や子ども部屋を二階にすれば、家の中を覗かれる心配もありません。お子さんが多い家庭では、それぞれの部屋を作りやすく、家族の生活スタイルに合わせた間取りにしやすい点も魅力的。さらに、親子二世帯住宅や多世帯住宅にも適しており、土地代が高い都市部でも建築費を抑えやすい点もメリットです。

まとめ

大きな庭を有した平屋

今回は平屋について詳しく解説しました。平屋はシンプルな構造で、家族間のつながりを深めやすい住まいです。敷地の広さや設計の工夫が課題となる場合もありますが、デザインや間取りを工夫すれば解決できます。

平屋というと和風な住宅をイメージする方も多いと思われますが、北欧ヴィンテージ風な家やスタイリッシュな土間を備えた家にすることも可能です。現代風な平屋のイメージを見てみたい方は、以下のリンクから実例を見てみましょう。

□ONE‘S CUBOの施工事例をみる

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キッチンの色の決め方【簡単3ステップ】 /media/cat02/4576/ Fri, 28 Feb 2025 02:00:53 +0000 /media/?p=4576

キッチンの収納棚

キッチンは毎日使う場所だからこそ、使いやすく居心地の良い場所にしたいですよね。理想のキッチンを実現する上で重要なのが、色選びです。キッチンの色は部屋の雰囲気を大きく左右し、住む人の気分にも影響を与えます。

この記事では、キッチンの色選びに迷っている方のために、理想のキッチンを作る3つのステップと押さえるべきポイントを詳しく解説します。理想のキッチンを実現するヒントを見つけてください。

キッチンの色を決める3ステップ

黒板に描かれた階段

キッチンの色選びで迷ってる方に向けて、キッチンの色を決める方法を3ステップで解説します。

step1.メインカラーを決める

step2.全体の予算も踏まえたカラー選びを

step3.ショールームで実際の色を確認

キッチンを作ってから後悔しないように、以下の内容を確認しておきましょう。

step1.メインカラーを決める

まず、リビングやダイニングとの調和を意識してメインカラーを決めましょう。統一感を持たせることで、広々とした印象の部屋になります

迷ったらナチュラルカラーやモノトーンを取り入れましょう。どんなインテリアにも馴染みやすく、飽きないキッチンになります。

step2.全体の予算も踏まえたカラー選びを

予算を考慮しながら色を選ぶことも大切です。特に、傷がつきにくい素材や汚れが目立たない色を選ぶと、きれいな状態を保ちやすくなります。

特に、小さなお子さんがいるご家庭では、汚れることを前提とした作りにしておくと手入れしやすいキッチンになります。

step3.ショールームで実際の色を確認

実物の色や質感を確認するために、最後はショールームを訪れることをおすすめします。カタログやウェブサイトで見る色合いと、実際の印象には大きな違いがあるケースが多いからです。

特に、扉やワークトップ、コンロ、レンジフードなどの色や質感を確認することで失敗しにくくなります

キッチンの色を決める際に抑えるべきポイント

poinntと書かれたメモ

ここからは、キッチンの色を決める際に抑えるべきポイントをざっと解説します。

家の雰囲気に合わせた色選びをする

壁や床の色合いとのバランスを考える

リビングやダイニングとの調和を意識する

調理家電や冷蔵庫との組み合わせをチェックする

既存の家具やフローリングとの相性を確認する

質感や素材の違いにも配慮する

カラーシミュレーションやサンプルで確認する

照明や日当たりでの色の見え方を考慮する

風水を参考にしてカラー選びをする

家の雰囲気に合わせた色選びをする

家全体の雰囲気に合わせてキッチンの色を選ぶのが最も大切なポイントです。

例えば清潔感を重視してシンプルな雰囲気にしたいなら、ホワイト系のカラーがいいでしょう。リラックスできるナチュラルで落ち着いた部屋を目指すなら、木目調や淡いブラウン系の色合いがおすすめです。個性を引き立たせたい場合には、ツートンカラーやパステルカラーを取り入れることで、遊び心のあるキッチンになります。

壁や床の色合いとのバランスを考える

壁や床と調和する色を選ぶことで、部屋全体が統一感のある洗練された雰囲気になります。フローリングに似た色味の、木目調のキッチン扉を選べば、ナチュラルテイストのキッチンになります。赤などのアクセントカラーを使いたい場合は、他にインパクトの強いインテリアをおいてごちゃっとした印象の部屋にならないよう注意しましょう。

リビングやダイニングとの調和を意識する

キッチンがLDKの一部になってる部屋では、リビングやダイニングとの調和を意識することが大切です。特に、色の主張が強い家具がある場合は、キッチンの色をシンプルにすることで、まとまり感のある空間を演出できます

調理家電や冷蔵庫との組み合わせをチェックする

キッチンに置く家電製品との組み合わせも意識しましょう

例えば赤やミントグリーンなど目を引く個性的な色の家電がある場合には、キッチン全体の色味を落ち着いたトーンに抑えることで、バランスが取れた空間に仕上がります。キッチン全体の統一感を考えながら、家電が自然に馴染むような配色を心がけましょう。

既存の家具やフローリングとの相性を確認する

キッチンとリビングが一体となった空間では、家具や床材と調和する色選びをすることで全体にまとまりを持たせられます

例えば、フローリングがダーク系の場合は、キッチンに明るめの色を採用してメリハリを持たせてみましょう。ライト系のフローリングには、落ち着いた深みのある色を合わせるとバランスがよくなります。食器棚やカウンターの色味も考慮して、自然で統一感のある仕上がりを目指しましょう。

質感や素材の違いにも配慮する

同じ色でも、選ぶ質感や素材によってキッチンの雰囲気は大きく変わります。光沢のある素材なら、洗練されたモダンな印象に。マットな仕上げは落ち着いた雰囲気を演出します。木目調の温かみや金属のクールな印象など、それぞれが持つ特性を活かしながら理想のキッチンを形にしていきましょう

カラーシミュレーションやサンプルで確認する

最終決定をする前に、カラーシミュレーションやサンプルを見ておくと失敗しにくくなります

メーカーが提供しているカラーシミュレーションを利用すれば、キッチン全体の仕上がりイメージをつかみやすくなります。たとえば、次のようなツールを試してみてはいかがでしょうか。

カラーシミュレーションができない場合は、サンプルを取り寄せて実際の色味をチェックしましょう。ただしサンプルは小さなサイズのため、実際にキッチンに取り入れると印象が変わる可能性があることも念頭に置いておいてください。

照明や日当たりでの色の見え方を考慮する

色選びの際には、自宅での照明環境や自然光の入り方も考えることが大切です。照明や日当たりの条件によって、キッチンの色の見え方は大きく変わります。

日当たりが少ないキッチンなら、空間を明るく見せるために、明るめの色を選ぶと良いでしょう。日当たりが良いキッチンなら落ち着いたトーンの色を取り入れることで、穏やかな印象になります。

風水を参考にしてカラー選びをする

風水を考慮してキッチンの色を選ぶ方もいます。

例えば、北側に位置するキッチンでは白やベージュといった落ち着きのある色が良い運気を呼び込みやすいとされています。白やベージュは空間を明るく清潔に見せる効果もあり、実用性と風水の両方の観点からおすすめできます。

まとめ

ウッドワンのフレームキッチンとデザイン階段

この記事では、キッチンの色選びに焦点を当て、理想のキッチンを実現するための3ステップとポイントをご紹介しました。色選びは、キッチンの雰囲気を大きく左右する重要な要素です。壁や床、家具との調和、そしてライフスタイルに合わせた機能性も考慮しながらキッチンの色を選びましょう。

ナチュラルテイストがお好みなら、無垢材の風合いを生かしたシステムキッチン「su:iji(スイージー)」を検討してみてください。自然素材の温もりと洗練されたデザインが特徴的な、日本の暮らしに調和する、シンプルながらも機能的なキッチンです。個性的な空間を演出したい方には、鉄のフレームと無垢材を組み合わせたスタイリッシュな「FRAME KITCHEN(フレームキッチン)」がぴったりです。

具体的な商品イメージが気になる方は、次のページをご覧ください。

□ウッドワンの無垢の木のキッチンをみる

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アクセントウォールでおしゃれに!取り入れるメリット・デメリットを紹介 /media/cat02/4565/ Fri, 21 Feb 2025 02:00:17 +0000 /media/?p=4565

青がアクセントの壁と白い開きドア

部屋の雰囲気を手軽に変えたい。そんなときに取り入れたいのがアクセントウォールです。シンプルな空間に異なる色や素材を取り入れるだけで、インテリアに個性と深みをプラスできます。派手すぎず、落ち着いたデザインを選べば、空間全体の調和を保ちながら居心地の良い空間を演出できる効果も。この記事では、アクセントウォールを取り入れることで空間をおしゃれに変えるポイントや、コツを詳しくご紹介します。

アクセントウォールとは?

黒いアクセントウォールとソファ

アクセントウォールとは、単色で統一されがちな壁に異なる色や素材を取り入れ、視線を集めるポイントを作る手法です。色や素材の組み合わせによって、空間が広く見える、温かみを感じるなどの心理的効果も。リビング・玄関・寝室などの壁を1面変えるだけで、あなたの個性やセンスを表現できます。

アクセントウォールを設けるメリット

メリットと書かれたメモ

アクセントウォールはおしゃれなだけでなく、次のような3つのメリットがあります。

  • ・空間にメリハリと高級感を演出できる
  • ・広がりと開放感を演出できる
  • ・DIYで手軽に挑戦でき、コスト削減も可能
  • 空間にメリハリと高級感を演出できる

  • 異なる色や素材を組み合わせることで、部屋全体にメリハリと視覚的な奥行きを加えられます。例えば、白い壁が広がるリビングルームに木目調や石目調のアクセントウォールを取り入れるだけで、一気に空間の印象が変わります。
  • 天然素材を使えば、上品で高級感のある雰囲気を演出できる効果も。光沢のあるタイルやメタリックな素材を使えば、モダンで洗練された印象になります。
  • アクセントウォールは、簡単に部屋のイメージを大きく変えられるため、内装をおしゃれにアップデートする手法として人気です。
  • 広がりと開放感を演出できる

  • 視線が集まりやすい位置にアクセントウォールを配置すれば、部屋に広がりと開放感を与えられます
  • 例えば、リビングのテレビ背面の壁に木目調の素材を取り入れると、視線が自然とそのポイントに集まり、奥行きのある空間を演出できます。また、玄関の正面に彩りのある壁紙やタイルを使えば、第一印象がおしゃれな家に。
  • こうした工夫は居心地の良い空間作りにもつながり、日常生活に彩りをプラスしてくれます。
  • DIYで手軽に挑戦でき、コスト削減も可能

  • 初心者でも扱いやすい剥がせる壁紙などを活用すれば気軽に挑戦できるため、初めてのDIYにもおすすめです。自分で施工することで業者に頼むよりも費用を抑えられるため、低予算でおしゃれな部屋作りができます。
  • ただし、一部の素材や広範囲の施工では想定以上の技術や時間が必要となり、かえってコストがかさむ場合も。思わぬトラブルを避けるためにもプロに施工を依頼することをおすすめします。
  • アクセントウォールを設けるデメリット

  • デメリットと書かれたメモ
  • 反対に、アクセントウォールを取り入れるデメリットもあります。
  • ・手入れが必要な場合がある
  • ・コストがかかる
  • 組み合わせによっては雑多な印象になる
  • 安易に取り入れて失敗しないためにも、具体的に見ていきましょう。
  • 手入れが必要な場合がある

  • 凹凸のある素材や凝ったデザインを使用したアクセントウォールは、見栄えが良い一方で、ほこりや汚れがたまりやすいのが難点です。特に石材や木材など自然素材を使用した場合、表面の凹凸にホコリが付着しやすく、放置すると掃除が手間になることも。
  • アクセントウォールを美しく保つためには適切なメンテナンス方法を知り、定期的に手入れしましょう。
  • コストがかかる

  • アクセントウォールの素材にこだわりすぎると、高価な素材や特注デザインでコストがかさむ場合があります。特に天然素材は上品で独特な雰囲気を演出できますが、価格が高めになる傾向があります。
  • コストを抑えつつ天然素材を使用したアクセントウォールに挑戦したい場合、全面ではなく一部に取り入れることでコストを抑えることが可能です。また、フェイク素材を活用すれば、見た目の質感を保ちながら大幅にコストを削減できます。
  • 組み合わせによっては雑多な印象になる

  • アクセントウォールの選び方によっては、部屋が雑多な印象になってしまう危険性があります。範囲が広すぎたり派手なデザインを選びすぎたりすると、かえって統一感を損ねる原因に。
  • アクセント部分を全体の5%程度に留めると、調和を保ちながら適度に目を引く仕上がりになると言われています。また、配置や配色に迷った場合は、プロのインテリアデザイナーなどに相談するのも有効です。専門家のアドバイスを取り入れることで、完成度の高いスタイリッシュな空間になるでしょう。
  • アクセントウォールでおしゃれな部屋を作る5つのコツ

  • テレビの横に置かれた観葉植物
  • 最後に、アクセントウォールを活用しておしゃれな部屋を作るコツを5つお伝えします。
  • 内装やインテリアとの統一感を意識する
  • 人の視点や動線を考慮して配置を決める
  • 機能性の高い素材を選ぶ
  • 予算に応じた面積設定をする
  • 飽きにくいデザインや色を選ぶ
  • 内装やインテリアとの統一感を意識する

  • アクセントウォールを取り入れる際には、家具や照明などのインテリアとのバランスを考慮することが重要です。空間全体の色調やデザインを統一することで、調和の取れた部屋になります。
  • ナチュラルな木目調のアクセントウォールを採用する場合、ソファやクッションも自然素材や柔らかなトーンのものを選ぶと、全体に統一感が生まれます。逆にアクセントウォールがビビッドなカラーの場合は、他の要素を落ち着いた色味にすることで雑多な印象にならずに済みます。
  • アクセントウォールはあくまで空間を引き立てる要素なので、過剰にならないよう全体の調和を意識することがポイントです。
  • 人の視点や動線を考慮して配置を決める

  • 視線の流れや人の動線を意識してアクセントウォールの場所を決めましょう。
  • 例えば、リビングではテレビに視線が集まりやすいため、その背後をアクセントウォールにすることで洗練された印象をプラスできます。1箇所に視線を引きつける工夫をすることで、部屋がさらに魅力的になります。
  • 機能性の高い素材を選ぶ

  • 調湿や脱臭効果など、機能性の高い素材を取り入れれば、より快適な部屋になります。
  • 例えば、漆喰は湿度を調整するだけでなく抗菌や防臭効果も期待できるため、閉め切りがちな部屋でも梅雨の時期でも安心して過ごせるように。部屋の用途を考えながら素材を選ぶと、より満足度が高くなるでしょう。
  • 予算に応じた面積設定をする

  • アクセントウォールの面積が大きいほど使用する素材が増え、それに伴いコストも上がります。予算内で収めるには一部だけ変えることを検討するのがおすすめです。
  • 例えば、リビングのテレビの背面や玄関の一部など、視線が自然に集まるポイントだけをアクセントウォールにしてみましょう。部分的に施工すれば、統一感を保ちながら部屋にアクセントを加えられるため、手軽に取り入れられるアイデアとしても人気があります。
  • 飽きにくいデザインや色を選ぶ

  • 派手すぎない無地や柔らかな色調のアクセントウォールを選べば、長期間飽きずに楽しめます。ベージュ・グレージュ・パステルカラーなどの柔らかい色合いは他のインテリアとも調和しやすく、全体的に落ち着いた部屋になります。シンプルな幾何学模様や自然モチーフなら、主張しすぎず、空間にほんのりとしたアクセントを加える効果が
  • 強烈なデザインよりも長い目で見て飽きないアクセントウォールにしたほうが、後悔しにくいでしょう。
  • まとめ

  • ウッドワンのKITOIRO
  • 今回は、アクセントウォールについて解説しました。好みのデザインを取り入れることで、あなたらしさを感じさせる部屋を作り上げられます。木材の温かみや自然の美しさを活かしたアクセントウォールにしたいなら、おしゃれで上質な「木十彩-KITOIRO-」を取り入れてみてはいかがでしょうか?木の個性を存分に活かした壁材で、自然の風合いを最大限に引き出す加工や塗装が施されています。気になる方は次のページより詳細をご確認ください。
  • □木十彩-KITOIRO-をみる
  • □木十彩-KITOIRO-ウォールを購入する

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土間のある家が人気になってきている?メリット・デメリットを紹介 /media/cat02/4356/ Wed, 19 Feb 2025 02:00:05 +0000 /media/?p=4356

自然光が降り注ぐ土間から続くリビング空間

家の中に、靴を脱がずに使える土間スペースがあったら便利だと思いませんか?土間はアウトドア用品の収納やDIYスペース、くつろぐ場所としても活躍するため、家づくりを検討する人々の間で人気を集めています。この記事では、土間のある家のメリットやデメリット、さまざまな活用方法について詳しくご紹介します。土間がもたらす空間の魅力を、ぜひご覧ください。

土間のある家が人気になってきている理由

大きな窓から庭が見える土間

土間は日本の伝統的な家屋の作業・収納スペースとして重宝されてきましたが、現代においてもアウトドアグッズの置き場所やDIY、趣味のスペースとして注目されています。たとえばサーフィンから帰ってきてボードを土間に置いておけば、家の中が汚れる心配をせずに済みます。

コンクリートやタイルなどの土間素材は調湿性や断熱性に優れているので、季節を問わず快適な環境を保てるメリットも。このように、土間は現代のライフスタイルにフィットするスペースとして再度見直されています。

土間のある家のメリット

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土間のある家のメリットは次の4つが挙げられます。

  • ・汚れや水濡れに強く掃除しやすい
  • ・多目的に利用できる柔軟さ
  • ・夏場に涼しく快適な空間になる
  • ・デザイン性の高い空間を演出できる
  • それぞれ説明します。
  • 汚れや水濡れに強く掃除しやすい

  • 土間はコンクリートやタイルなど耐久性の高い素材で仕上げられているため、泥や水に強く、掃除が簡単です。デッキブラシでの水洗いができるため、さっと掃除できます。
  • アウトドア用品の手入れやペットの足洗いにもぴったりで、小さな子どもやペットのいる家庭には特におすすめです。
  • 多目的に利用できる柔軟さ

  • 土間は、玄関・収納・作業場・趣味のスペースなど、さまざまな用途に合わせてに使える空間です。キャンプ道具や自転車をそのまま置いておくことも可能なので、アウトドア派の方は重宝するはず。また、ガーデニングやDIY作業にも適しており、汚れやすい洗濯物や泥のついた野菜などの仮置き場所にも便利です。
  • 夏場に涼しく快適な空間になる

  • コンクリートやタイルといった熱を適度に蓄えるものが使われているため、夏にはひんやりと感じられます。風通しもいいためエアコンの使用量が抑えられ、省エネになります。
  • 電気代を節約しつつ涼しく過ごせる土間は、暑い夏を乗り切るにはぴったりです。
  • デザイン性の高い空間を演出できる

  • カフェ風・キャンプ風など、色々なデザインが楽しめる点も人気の理由です。段差を設けて立体的な視覚効果を出せる土間は、室内に独特のアクセントを加えられます。
  • 好きなインテリアを置くことで自分らしいおしゃれな空間が作れることも、土間の魅力と言えるでしょう。
  • 土間のある家のデメリット

  • 自然素材をふんだんに使用したリビングルームから続く土間
  • 反対に土間のある家のデメリットは次の4つが挙げられます。
  • ・冬場の冷えが気になる
  • ・湿気がこもりやすい
  • ・段差や生活動線への影響
  • ・スペースのバランスに配慮が必要
  • それぞれ説明します。
  • 冬場の冷えが気になる

  • 土間は地面に近いため、冬には冷気が上がりやすく足元が特に冷えやすいという課題があります。
  • 特に寒い地域では床暖房や断熱材を追加しても他の部屋に比べて温度管理が難しいこともあり、ラグやカーペットを敷くなど、冷えを和らげる工夫が不可欠です。冬場をどう乗り切るかが、土間を作る上で気になってくるポイントです。
  • 湿気がこもりやすい

  • 土間は湿気が溜まりやすく、梅雨や湿度が高い季節にはカビが発生するリスクがあるため、湿気対策が欠かせません。
  • 換気扇を設置したり湿気を吸収する効果のある壁材を使ったり、定期的に窓を開けて換気を行ったりといった日常的な管理も必要です。設計段階で十分に湿気対策を考えておきましょう。
  • 段差や生活動線への影響

  • 土間は段差があるため、小さなお子さんや高齢者がつまづいて転ぶ恐れがあります。また、土間から室内に移動する際に靴を脱ぐ手間をわずらわしく感じる方も。バリアフリー設計にしたり段差の高さを抑えたりして安全性を確保しつつ、使い勝手を高める必要があります。
  • スペースのバランスに配慮が必要

  • 土間スペースを作る時に気をつけたいのが、広さのバランス。広すぎると、リビングなど普段の生活スペースを圧迫してしまう可能性があります。
  • 特に冬場は土間の使用頻度が下がりがちで、せっかくのスペースを持て余してしまうことも。
  • 大切なのは、自分たちの生活スタイルに合わせた計画づくりです。「土間で何をするのか」「どのくらいの頻度で使うのか」をしっかり考えた上で、適切な広さを決めましょう。
  • 土間の活用方法3選

  • 土間で調理をする女性
  • 現代のライフスタイルにあった土間の使い方として、次の3つの用途が考えられます。
  • ・玄関と部屋の風通し用
  • ・コミュニケーションスペース
  • ・子どもやペットの遊び場
  • 1つずつ見ていきましょう。
  • 玄関と部屋の風通し用

  • 土間は玄関から室内への自然な風の通り道を作るのに最適です。土間とリビングやダイニングをひと繋がりの空間にすることで空気を循環させやすくなり、湿気がこもりにくくなります。
  • 特に夏場には、玄関を開け放すことで涼しい風が土間を通じて室内に入り、エアコンの使用を抑えられる省エネ効果も。風通しが良くなることでカビや悪臭の防止にも役立ち、家全体を快適かつ清潔に保てます
  • コミュニケーションスペース

  • 土間の魅力は、自然と人が集まる空間になること。靴を脱がなくても気軽に過ごせるため、家族や友人との気さくな交流の場として活躍してくれます。
  • リビングの延長として設けた土間は、ちょっとしたおしゃべりの場所や、ペットと遊ぶスペースとしても最適です。アウトドアグッズや季節の小物を飾れば、暮らしに彩りをプラスできます。
  • このように、土間は日々の暮らしに自然な交流と楽しみをもたらしてくれる、大切な場所になります。
  • 子どもやペットの遊び場

  • 土間は子どもやペットにとって、思いきり遊べる理想的な空間です。汚れや水に強い素材なので、外遊びで泥だらけになっても気兼ねなく使えます。
  • ペットの足を洗ったり、おもちゃを広げたり、使い道もいろいろ。掃除もラクチンなので、親としても安心です。
  • まとめ

  • 居心地のよさそうな土間リビングとウッドワンのキッチン su:iji スイージー
  • 土間のある暮らしの魅力についてご紹介してきました。この伝統的な空間を現代の生活に取り入れることで、さまざまな価値を生み出してくれます。
  • 土間を取り入れたい方に、特に注目してほしいのが「土間のダイニング」です。室内にいながらアウトドアの開放感が味わえる、贅沢な空間です。広々としたLDKに設けた土間に、木のぬくもりを感じる素材を使えば、まるで森の中にいるような安らぎを感じられます。掃き出し窓を開ければ、心地よい風が室内を抜けていきます。
  • 家族でキャンプやバーベキューを楽しんだり、休日にはハンモックでゆったりくつろいだり。アウトドアライクな暮らしを、自宅で楽しめるのが魅力です。
  • アウトドア好きの方はもちろん、くつろぎの空間を求める方は次のページをご覧ください。
  • □ウッドワンのスタイルブックをみる
  • □施工事例 吹き抜けから、やさしく光が差し込む家
  • □施工事例 森、川、ロフト、僕たちの秘密基地。土間のある家
  • □施工事例 「土田の民家」器とお料理と。

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